● プライベート・ライアン ●
1998年、アカデミー賞で監督賞を含めて5部門を受賞。 他にも数々の賞を受賞した「プライベート・ライアン」。 スティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、トム・ハンクス、マット・デイモン、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、ヴィン・ディーゼル、バリー・ペッパー、ポール・ジアマッティ等豪華キャストによる革新的な戦争映画です。
スピルバーグ監督が目指した、「戦争はどんなに悲惨なものか。この映画を通して本当の戦闘とはどんな風に見え、どんな音がして、どんな臭いがするかを出来る限り伝える」と言うのを体現した、映画の序盤30分にも及ぶD-DAY(ノルマンディー上陸作戦)のオマハビーチにおける上陸シーンは圧巻です。 上陸用舟艇でドイツ軍の待ち受ける要塞化された海岸を目指し突き進む陸軍レンジャーの様子も落ち着きがなかったり、嘔吐したりと極めてリアル。
また接岸後、ドイツ軍の重機関銃や迫撃砲の前に無防備に晒される上陸部隊の無残なまでの殺戮場面を含む上陸シーンは、今までの戦争映画の映像表現のスタンダートを塗り替えたと言われているそうです。 今までの戦争映画と違い、ハンディカメラを多用した一兵士の目線での映像表現が戦場の混乱具合やそこらじゅうに散らばる兵士の死体等で戦場のリアルさを際立たせています。 また非常に凝った映画のセットと入念なアクションは、トム・ハンクスをして「偽物と判っていても、本当に殺されるんじゃないかと思った」と言わしめるほどリアルだったようです。
また、この映画の素晴らしいところは圧倒的な映像だけではありません。 各々のキャラクターの心情が無視されておらず、戦士でありながらも時折見せる人間臭さや感情の絡みがあったり、任務と言う名の矛盾や人殺しの日々の中の心の拠りどころ等上手く練り込まれている様に思いました。 常に死と隣り合わせである戦場にこそ生きる事の意味を理解できる、もしくは実感できるものなのかもしれませんねぇ。 生きる事の意味、死ぬ事の意味を考えさせられる映画だったと思っています。
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コメント
しーさん、こんにちは!
TB有り難う御座いました。
この記事を書こうと思ってScreenshot撮ってても
ついつい見入っちゃうんですよねぇ、、、。
おかげで、こんな記事に2時間近くかかっちゃい
ました、、、(^_^;)。
今後とも宜しく御願いします!
投稿: cocos | 2006年10月 6日 (金) 20時26分
COCOSさん
おひさしぶりです。
「プライベート・ライアン」は心に残る映画ですね。
最初に観たのがLAのユニバーサル・スタジオ前のシネコンだったので、戦争までヴァーチャルな娯楽にしてしまうのか?とスピルバーグに対して疑念を抱いたのを覚えてます。一週間後にUCLAそばの映画館で再見して、受け容れられました。老婦人たちがオマハ・ビーチのシークエンスで悲鳴をあげてました。戦後ずっと戦争してる国アメリカの母親たちにとり戦争に対し幻想をもてなくした映画なのかもしれません。
イーストウッドの硫黄島の映画は、お勧めです。
投稿: チャーリー | 2006年10月 7日 (土) 11時09分
チャーリーさん、お久し振りです(^^♪
TB&コメント、有り難う御座いました。
私もこの作品が米国で公開当初、失神者続出と
聞いていました。
当時それほど戦争映画においても衝撃的な作品
だったんですね。
今でこそこの作品が戦争映画を作製する上での
スタンダードな位置づけになっているようです
が、、、。
チャーリーさんお奨めの「父親たちの星条旗」と
日本目線の「硫黄島からの手紙」は、とても期待
しています。
すでに試写会にてご覧になっておられるチャー
リーさんは羨ましい限りです。
私はどちらかと言うと戦争オタクな方ですが、
真摯な気持ちで友人と鑑賞してくるつもりです。
今後とも末永く宜しく御願い致します。m(__)m
投稿: cocos | 2006年10月 7日 (土) 12時19分
こんにちは。TBとコメントありがとうございました。
序盤の30分は、噂には聞いていましたが、ほんとリアルで怖かったです。
こういう作品を観たら、世界平和を願わずにはいられませんね。
重たい作品は苦手なのですが、これは観てよかったです。
投稿: shake | 2006年10月 7日 (土) 14時33分
shakeさん、こんにちは!
TB&コメント、有り難う御座いました。
確かにこの作品、重いことは重いですよね。
時間も短くないし。
あの戦争で無くなった方々が生きていたら
また様々な方々と触れあい影響しあっていた
と思うと、死を前提にする戦争行為はいつも
考えさせられますねぇ。
今後とも宜しく御願い致します。
投稿: cocos | 2006年10月 7日 (土) 20時40分