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2006年12月26日 (火)

● マイアミ・バイス ●

Miami_1 ▼渋くて迫力のアクション▼

80年代の人気TVシリーズを、当時制作に関わっていたマイケル・マンが監督をしリメイクした2006年制作のアクションムービー「マイアミ・バイス」のDVDを購入して鑑賞。 マイアミを舞台に、マイアミ警察の特捜刑事コンビ、ソニー・クロケットとリカルド・タブスが活躍するバディムービーです。 主演に「アレキサンダー」や「フォーン・ブース」のコリン・ファレルと、「ステルス」や「Ray/レイ」ではオスカー受賞のジェイミー・フォックスの共演。 他にコン・リーエリザベス・ロドリゲス等です。

Miami_3 STORYはさておき、「ヒート」や「コラテラル」で渋くても迫力のある銃撃アクションを披露し、かつ無骨な映画を作るマイケル・マン監督らしく、やたらド派手な大暴れは少なく地味~な潜入捜査や取引シーンなど落ち着いた作りです。 かと思えば、銃撃シーンはいかにもマイケル・マン監督らしくG35CやG3、SIG552、ステアAUGなどのアサルトライフルをはじめ、ベネリM4ショットガンやバレットM82大型狙撃ライフルなど妥協など一切無い見所満点なお楽しみシーンばかりです。

Miami_2 キャストでは、主演二人はもとよりカッコイイんですが、コリン・ファレルとイイなる仲になる敵側女性役のコン・リーが結構良かったですねぇ。 また、潜入捜査で出向く南米の貧困さを醸し出す独特な町並み、観ているだけで気持ち良くなるマイアミやハイチの抜けるような青空や飛行シーンなど、地味ながらも満喫できる場面も多々あります。

Miami_6 私はTVシリーズの「マイアミ・バイス」は殆ど観ていなかったので比較は出来ませんが、映画としては見応えアリです。 何度か観るとまた新しい発見もありそうで、一度観てもうたくさん!って類の作品とは違うと思われます、一応お奨め!

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2006年12月24日 (日)

● Limit of Love 海猿 ●

Sarulol_2 ▼潜水士物語▼

2005年制作、漫画を原作とする映画の続編「LIMIT of LOVE  海猿」のDVDを購入して鑑賞しました。 原作の漫画はよく読んでいたので続編とは言えメインのキャストは知ってはいました。 主人公仙崎に伊藤英明、そのフィアンセに加藤あい、先崎の相棒吉岡に佐藤隆太、他に時任三郎、石黒賢、大塚寧々等々のキャスティング。 海上保安官の主人公とその相棒や先輩たちが織りなす青春群像劇でありバディムービーです。

Sarulol_1 仙崎とその仲間たち潜水士が訓練中に海難事故が発生。 早速訓練から実際の救難作業に入ります。 600名以上の乗員乗客を載せた大型フェリーが座礁、徐々に浸水し傾斜する船内で乗員の救難作業をする最中に様々な問題が次々発生。 粛々と進む救助作業にも関わらず、浸水の続く大型フェリーの傾斜角はやがて満載する車両の引火爆発に繋がり、火災と浸水と言う大規模海難事故に発展してゆきます。

Sarulol_3 見所は、浸水し沈没に向かう船内で次々と起こる爆発・火災・水流の迫力映像と、その危機また危機に立ち向かう緊急救助隊の面々に対応。 またその中で語られてゆく人間模様が終盤の危機的場面で観る者の感情を大きく揺さ振ります。 まぁ、海外映画でもよくあるディザスタームービーでもそこがどう観客に訴えかけるかでその作品の質を大きく左右しますよね。 この映画ではそれはなかなか良かったと思います。

Sarulol_4 主人公仙崎が要救助者の救出を諦めない理由の布石も大まかではありますが映画の冒頭で押さえられているし、また潜水士仲間が同じ潜水士の捜索をなかなか諦めないところも海外戦争映画の戦友を見捨てないって精神に通じていて結構感動。 欲を言えばもうちょっとそこら辺の潜水士仲間の関係が描かれていればもっと感情移入したかもしれません。 まぁ、続編映画ですからそこはしょうがないですが、、、。個人的には美木良介さん良かったなぁ。

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2006年12月16日 (土)

● 攻殻機動隊 ●

Ghostsss_0 ▼新生9課始動▼

攻殻機動隊S.A.Cの新作OVA「Solid State Society」を購入して鑑賞しました。 S.A.C もS.A.C 2ndGIG も共に映像・STORYで圧巻の出来映えだったと思っているので本作もとても期待して待っていました。 このS.A.C シリーズの源流となる映画「攻殻機動隊」は、かの「マトリックス」シリーズを世に送ったウォシャウスキー兄弟にも多大な影響を与えた作品です。

Ghostsss_1 本作では、舞台となる公安9課の隊長に全身義体化をしていない人間味あふれるトグサが就任。 前隊長/草薙素子の去った9課を率いサイバーテロ対策や諜報活動など様々な任務にあたります。 先輩バトーや大幅に増員された9課の若いスタッフ等に気を使いつつ、家庭や子供の事も顧みる心優しきリーダーは結構感情移入し易いかもしれません。 また、そのトグサの成長を影から支えつつ見守るバトーと上司荒巻のやりとりも面白いです。

Ghostsss_4 今回のSTORYでは、シリーズでも連なる難民問題に加えて少子高齢化問題や児童虐待問題、政治家や官僚の腐敗に台頭するナショナリズムなどを皮肉を交えつつ上手に折り込んでいます。 メーンのサイバーテロのみに拘る事無く、上記のような様々な問題を巧みに絡ませてSTORYを重層的に深いものにする手法が、何度も鑑賞する楽しみに繋がっています。

Ghostsss_6 また、美麗な映像や音響効果も非常に効果的にSTORY全体を盛り上げているので、グイグイと観る者を引き込んでいきます。 菅野よう子さんの音楽も素晴らしく場面場面での様々なサウンドが非常に楽しめます。 S.A.C 、S.A.C 2ndGIG 等のTVシリーズに比べて時間の制約上アクションシーンは若干少なめです。 サイトーの狙撃シーンなどもありますが、全体的には静かな出来映えだったような感じです。

舞台が近未来の日本ってコトもありますが、上であげたような多くの問題が根本的に解決される事無く進む未来で、十分に起こりえる事態を暗示的に創られたある種の警告にも似たOVA作品だったかと、、、。

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2006年12月12日 (火)

● ダヴィンチ・コード ●

Davincicode_0 ▼キリストにまつわる謎▼

2006年の話題作「ダ・ヴィンチ・コード」のDVDを購入し鑑賞しました。 監督は、「アポロ13」「ビューティフル・マインド」「シンデレラマン」等数々の大作を手掛けたロン・ハワード。 主演は、2度のオスカー俳優トム・ハンクスに「アメリ」などに出演のオドレイ・トトゥ。 他のキャストは、フランス警察の警部役に「レオン」のジャン・レノ、数々の名作に出演のイアン・マッケラン等です。

Davincicode_2 STORYは、ルーヴル美術館館長が殺害されその周りには不可解な暗号が残されていた。 暗号には館長がその日会うことになっていたハンクス演じるハーバード大学教授の主人公の名前が含まれていた。 そのため疑いを掛けられた主人公はレノが演じるフランス警察の警部に現場に呼び出され危うく犯人扱いされる事に。 そんな危機をトトゥの演じる館長の娘で女性警官に救われますが、そこから主人公たちは警察と本当の犯人たちとの追跡劇が始まります。

Davincicode_3 この映画の面白かったところは、そんな追いつ追われつのチェイスシーンより、殺害現場に残された暗号とキリスト教にまつわる過去の歴史との謎解きにあると思います。 マグダラのマリア、シオン修道会、オプス・デイ、テンプル騎士団、魔女の鉄槌、聖杯等々、STORY自体がフィクションとは言えいろいろ調べたりしたくなっちゃう文言がいっぱい出てきます。 題名はダヴィンチ・コードですが、そんなにダヴィンチがメインで進むわけでもありません。 しかし謎解きを含めて語られる歴史の裏の仮説を楽しめれば非常に面白いです。 原作の方がもっと面白いと言う声は良く聞きますが、個人的にはとてもお薦めの映画です。

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2006年12月 9日 (土)

● アイランド ●

Island_0 ▼楽園アイランドへ!▼

2005年製作のSFサスペンス大作「アイランド」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は「バッドボーイズ」シリーズ、「ザ・ロック」、「アルマゲドン」、「パールハーバー」と大作続きののマイケル・ベイ。 ユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソンの2大スターの共演に、ショーン・ビーンスティーヴ・ブシェミジャイモン・フンスーマイケル・クラーク・ダンカンと凄い豪華ですよねぇ。

Island_1 STORYは2019年近未来、大気汚染された地球で厳重な隔離・管理体制下の都市型コミュニティーでのお話。 日々の生活を高度にプログラミングされた管理下で暮らす主人公たちは、抽選により公平にもたらされるハズの、地上の最後の楽園“アイランド”への移住を唯一の楽しみに毎日同じような変化の無い生活を送っています。 安全で快適なコミュニティで暮す主人公は、自分たちが人間に肉体のパーツを提供するために作られたクローンであることを知ってしまう。 そこで“アイランド”移住が当選した恋人とともに外の外界へ脱出する。

Island_2 ここからがマイケル・ベイ監督の真骨頂で、汚染されたはずの外界で真実を求め逃亡する主人公たちを管理者側が繰り出す追跡者たちが執拗に追い回すくだりが見応えアリ。 逃げる主人公たちが利口なのか?追う追跡者たちが間抜けなのか判りませんがなかなか捕まらず、二転三転するスリリングな展開は舞台設定の疑問点など木っ端微塵に消し飛びました。 あくまで主人公視点、もしくは管理者側視点のみの物語の進行なので、逃亡劇の背景にあたる世界の事などは全く無視して突き進むSTORYは潔いほど単純ですが、、、。

Island_3 個人的には、またまた出てきましたスティーヴ・ブシェミさん、大好きです(笑)。 「アルマゲドン」でも思いっきり自分勝手な行動で大迷惑をかけていましたが、本作では主人公たちを手助けするちょっとイイ人。 どんな役でも際立つ存在感、イイですねぇ・・・(笑)。 もうちょっと長生き(映画の中でね!)して、最後にイヤミを一言くらい吐いて欲しかったですねぇ。 期待以上に面白かったです「アイランド」。(^^)v

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2006年12月 2日 (土)

● 44ミニッツ ●

44minutes_1 ▼LAPDを圧倒するAK47▼

1997年、ロサンゼルスで実際に起こった銀行強盗事件を題材にしたドキュメンタリータッチの映画「44ミニッツ」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は、イヴ・シモノー。 出演は「キル・ビル」のマイケル・マドセン、「バンド・オブ・ブラザース」のロン・リビングストン、他にマリオ・ヴァン・ピープルズ等です。

44minutes_0 ドラムマガジン装備の軍用自動小銃AK47アサルトライフルに防弾用のアーマー類を全身に装着したフル装備の銀行強盗犯の2人は、銀行を包囲した警官隊に向けて自動小銃を乱射。 自動小銃などのライフル類を装備していない警官隊は50人以上もの大人数で取り囲むものの、拳銃とショットガンでは全身防弾装備の犯人に全く手が出ず、いたずらに警官や市民の負傷者を増やしてしまいます。

44minutes_2 人数で勝る警官隊も武器で圧倒する犯人たちを追い込むことは出来ず、やがて思うように現金強奪が進まない犯人たちは逃走することに、、、。 犯行エリア周辺の交通が大混雑するためLAPD(ロス市警)のSWATの到着も遅れ、対抗上警官たちは独自に周辺のガンショップから自動小銃を調達しようと模索します。 移動する犯人たちの足止めもままならず、ますます増える負傷警官たち。

44minutes_3 そんな中、ようやく到着するSWAT隊員たちと犯人との至近距離での自動小銃の撃ち合いで事件はようやく決着する。 この映画、ドキュメントタッチで途中インタビューなどを折り込みながらでの進行がリアルな緊張感を醸しだしていてとても見応えがありました。 また、ハンドガンとライフル銃との凄まじいまでの威力の違いが伝わってきます。 この事件で犯人たちが使ったライフル弾は、1,100発以上。 事件後、LAPDはM16ライフルをパトロール警官の標準装備にしたそうです。

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