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2006年12月16日 (土)

● 攻殻機動隊 ●

Ghostsss_0 ▼新生9課始動▼

攻殻機動隊S.A.Cの新作OVA「Solid State Society」を購入して鑑賞しました。 S.A.C もS.A.C 2ndGIG も共に映像・STORYで圧巻の出来映えだったと思っているので本作もとても期待して待っていました。 このS.A.C シリーズの源流となる映画「攻殻機動隊」は、かの「マトリックス」シリーズを世に送ったウォシャウスキー兄弟にも多大な影響を与えた作品です。

Ghostsss_1 本作では、舞台となる公安9課の隊長に全身義体化をしていない人間味あふれるトグサが就任。 前隊長/草薙素子の去った9課を率いサイバーテロ対策や諜報活動など様々な任務にあたります。 先輩バトーや大幅に増員された9課の若いスタッフ等に気を使いつつ、家庭や子供の事も顧みる心優しきリーダーは結構感情移入し易いかもしれません。 また、そのトグサの成長を影から支えつつ見守るバトーと上司荒巻のやりとりも面白いです。

Ghostsss_4 今回のSTORYでは、シリーズでも連なる難民問題に加えて少子高齢化問題や児童虐待問題、政治家や官僚の腐敗に台頭するナショナリズムなどを皮肉を交えつつ上手に折り込んでいます。 メーンのサイバーテロのみに拘る事無く、上記のような様々な問題を巧みに絡ませてSTORYを重層的に深いものにする手法が、何度も鑑賞する楽しみに繋がっています。

Ghostsss_6 また、美麗な映像や音響効果も非常に効果的にSTORY全体を盛り上げているので、グイグイと観る者を引き込んでいきます。 菅野よう子さんの音楽も素晴らしく場面場面での様々なサウンドが非常に楽しめます。 S.A.C 、S.A.C 2ndGIG 等のTVシリーズに比べて時間の制約上アクションシーンは若干少なめです。 サイトーの狙撃シーンなどもありますが、全体的には静かな出来映えだったような感じです。

舞台が近未来の日本ってコトもありますが、上であげたような多くの問題が根本的に解決される事無く進む未来で、十分に起こりえる事態を暗示的に創られたある種の警告にも似たOVA作品だったかと、、、。

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