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2007年2月24日 (土)

● 地獄の変異 ●

Cave_1 ▼地味めなパニックもの▼

2005年製作のモンスターパニック映画「地獄の変異」のDVDを購入して鑑賞しました。 モンスターって言っても、巨大モンスターでは無く、洞窟に生息する未知の生命体との死闘です。 去年も「ディセント」など洞窟を舞台にした密閉空間でのパニックものが続きましたねぇ。 原題は“THE CAVE”、こっちの方がいいと思うけど、、、(^_^;)。 監督は、ブルース・ハント。

Cave_0 出演は、冷静沈着なチームリーダーに「ティアーズ・オブ・ザ・サン」のコール・ハウザー。 男勝りで行動的な女性隊員に「コヨーテ・アグリー」で主演のパイパー・ペラーボ。 他にはレナ・ヘディエディ・シブリアン等あまりよく知らない方々。 個人的には、パイパー・ヘラーボ以外あまり馴染みの無い顔ばかりなので、最初は誰が誰なのか憶えにくかったです。 特にほとんどの時間が洞窟の中、特に水中が多いのでより判別を難しくしていました。

Cave_4 STORYは、テンプル騎士団の時代からの伝説も残すルーマニア/カルパチア山脈の地底奥深くに続く謎めいた洞窟が舞台。 1970年代、財宝目的のトレジャー・ハンターが洞窟の崩落とともに消えてから約30年、現代の地質学チームが最新のダイバーチームを雇い新たに洞窟調査に向かいます。 狭い洞窟の中で思わぬ事故から出口を失い、未知の生命体らしきものに徐々に追い詰められる調査チームはやがてお互いの信頼関係も崩壊していきます。

Cave_2 今作、監督も俳優陣もあまり有名どころではないわりに、けっこう面白かったです。 閉塞空間で特に武器らしき武器も無く脱出口を求めて逃げ惑う展開は、スリルと緊迫感がアリ良かったのかも。 本編97分と言う時間も長過ぎずだし、最後にエッ?と思わせるエンディングもイイ意味でその後をいろいろ想像させてもらえました。

Cave_3

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2007年2月11日 (日)

● 2番目のキス ●

2ndkiss_2 ▼Go! Go! RED SOX▼

2005年製作のラヴコメディ映画「2番目のキス」のDVDを購入して鑑賞しました。 「メリーに首ったけ」や「愛しのローズマリー」等のラヴコメ映画で突っ走るファレリー兄弟の監督作品。 英国の人気作家ニック・ホーンビィの原作でサッカーをベースにしたイギリス映画「ぼくのプレミアライフ」をアメリカらしく野球をベースにしてリメイクした作品みたいですね。

2ndkiss_1 主演の二人、「TAXY NY」のジミー・ファロンと、「チャーリーズエンジェルズ」主演をはじめ近年キャメロン・ディアスケイト・ハドソンとラヴコメ女王を競いそうな躍進著しいドリュー・バリモアは、ともに自然な演技で甘過ぎず堅過ぎずカップルの機微をとても上手く演じているようです。 特に恋愛モノにアリがちなモタモタ感やイライラ感をあまり出さず、かと言って希薄な関係に思わない絶妙なコンビに感じました。

2ndkiss_0 小学校教師のベン(ジミー・ファロン)とキャリアウーマンとして成功の階段を上るリンジー(ドリュー・バリモア)は、出会ってほどなく互いに無いものを感じ、惹かれあい恋愛に発展していきます。 子供たちの人気者で人間味のあるベンと、ビジネス界でドライに結果を求め求められる世界のリンジーが対照的な世界の住人にも描かれています。

2ndkiss_3 この作品の面白いところは、噂には聞いている熱狂的なレッドソックスファンの描写ですねぇ。(笑) 多少誇張があるとは言え、一般人からすると滑稽なほど純粋でお馬鹿! まぁ私の周りにもタイガースファンやスワローズファン、柏レイソルファンに浦和レッズファンと狂信的なくらい一途な人々の面白さを見てきましたが、この作品でも笑わせてくれます。(笑)

2ndkiss_6 ご多分に漏れず、この作品もハッピーエンドに終わるんですが、最後はむしろじわりと涙を誘います。 二人のめでたしめでたしに加えて2004年のレッドソックスのワールドシリーズ優勝を合わせる事で映画の中のSTORYから現実のSTORYに感じさせ、映画のエンドロールでボストンレッドソックスの優勝シーンと優勝パレードシーンで巧みな一体感を演出しています。 ラヴコメ&スポーツの一元化を上手く計りましたねぇ。(笑) 非常に面白い映画でした。

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2007年2月 6日 (火)

● ローレライ ●

Lorelei_5 ▼大人戦争子供戦争▼

2005年の話題作、「ローレライ」のDVDを遅ればせながら購入して鑑賞しました。 福井晴敏の人気小説「終戦のローレライ」を原作に、先日観た「日本沈没」リメイク版の樋口真嗣監督、そして「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広製作。 公開前の宣伝も大規模だっただけにYahoo!レヴュー等での賛否分かれる評価はなかなか微妙。 原作を知る私の友人からは「良くない!」と厳しい批評でした。

Lorelei_7 出演は、題名ローレライの元になる“ローレライシステム”の鍵を握る少女パウラ役を新進女優の香椎由宇、そのローレライシステムを搭載するN式特殊潜航艇を操舵する水兵折笠役に妻夫木聡。 同盟国ドイツから供与された特殊兵器を積載する新型潜水艦/日本名“伊号507”を舞台に、ドイツから人間兵器として使役されてきたパウラと人間特攻兵器回天の搭乗員として訓練してきた折笠を通して生き方死に方を問うています。

Lorelei_2 彼等のように多くの事を知らず戦争に巻き込まれている若い世代の対比として、伊号507艦長役の役所広司や副長役の柳葉敏郎らが特攻などで死に急ぐ若者や戦争の意義やあり方をSTORYの進行に重ねて話す場面はちょっと胸を打つところでもありました。 また、艦の軍医役の國村隼の一癖も二癖もある演技は狭い潜水艦の中での人間模様をより濃いものにしている感じです。

Lorelei_3 この作品は舞台を潜水艦内だけでなく、敗色濃厚ななか首都東京で終戦工作と保身に奔走する伊武雅刀演じる軍令部幹部たちと、異なる思考で終戦と日本の再生を願い行動する青年将校役の堤真一の対決シーンなどもあってけっこう緊迫感もあります。 今の日本の元になった終戦前後の大人たち、戦争遂行の当事者たちの責任の取り方を暗に批判しているようにも思えました。

個人的には、CG等を使ったであろう水中での潜水艦のアクションシーンは見応えがありました。 洋上の米国駆逐艦等はちょっと模型っぽさがありましたけれど、、、。 ただ可能なら、潜水艦を取り巻くシーンと国内の陸海軍や軍令部の周辺のシーンは、それこそ別な映画にしても結構面白かったんじゃないかと思います。 それくらい伊武雅刀堤真一鶴見辰吾橋爪功等の終戦工作の謀略絡みの場面などは良かった。 そう言った戦争シーンの無い戦争映画も作ってみて欲しいですね。

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2007年2月 3日 (土)

● ザ・センチネル ●

Sentinel_3 ▼新旧人気スター共演▼

2006年の作品、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は、映画版「S.W.A.T」を手掛けたクラーク・ジョンソン。 大統領を警護するシークレット・サービスを取り巻く陰謀と活躍を描く作品となっています。

Sentinel_4 主演は、人気TVドラマ「24 TWENTY FOUR」でゴールデングローブ賞のTV部門/主演男優賞獲得、今が絶好調のキーファー・サザーランドと、「ウォール街」でアカデミー賞主演男優賞を獲得したマイケル・ダグラスです。 私は個人的には「24 TWENTY FOUR」は観ていないので、今回キーファー・サザーランド演じるエージェントと「24・・・」のジャック捜査官とがダブってしまう事は幸いにもありませんでした。(笑) 

Sentinel_5 STORYは、マイケル・ダグラス演じるベテランのシークレット・サービスエージェントが、大統領暗殺計画の嫌疑をかけられ、逃走しながら疑惑を晴らそうとします。 その捜査を指揮する調査官役のエージェントをキーファーが演じ、公私両面の感情を飲み込みながら大統領警護と暗殺計画阻止に邁進します。 驚天動地の展開ではありませんが結構面白かった。 ただ、マイケル演じるベテランエージェントが大統領のファーストレディ(キム・ベイシンガー)と不倫関係(それが事件とも関係するが)って言うのがちょっと解せなかったですねぇ。 大統領暗殺未遂事件より、ファーストレディとシークレット・サービスとの関係の方がセンセーショナルな気がしてしまいました。

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