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2008年9月20日 (土)

● ウォンテッド ●

Wanted001 ▼アンジーカッコいい!▼

先行上映の最終日、9/15に鑑賞してきました「ウォンテッド」。 前々から劇場での予告編でも面白そうだったし、何よりここ数年公私共に大活躍のアンジェリーナ・ジョリー主演(本当はジェームス・マカヴォイのはずなのかな?)ですからねぇ。 監督は、「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」シリーズで新たなVFX画像表現を魅せるロシア人監督のティムール・ベクマンベトフです。

Wanted007_2 この映画は何と言ってもアンジェリーナ・ジョリーことアンジーの魅力に尽きますねェ!(^_^;)。 登場シーンになるショッピングストアのレジで主人公マカヴォイの目の前にイキナリ立っていたり、何も言わずに銃撃戦に巻き込んだりとその強引さにもついついウットリ・・・。 独特な“目力”は、特にドライビングシーンなどでは煌いていて綺麗。 今のハリウッドではひときわ輝くアクション向けアクトレスですよね。

Wanted002 いちおう主演(のハズ)のマカヴォイ君。 スピルバーグ製作の僕の好きなTVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」に出演していたんですねぇ、思い出せないけど。 むしろ今作でザ・リペアマンを演じたマーク・ウォーレンは同じ「バンド・オブ・ブラザーズ」でのブライス役が印象に残ってる。 そんなマカヴォイ君ですが、ちょっと地味目な印象が逆に今後作品によってはブレイクするような気がします、マット・デイモンみたいに。

Wanted006 敵対勢力側のスナイパー役で殺し屋のクロスを「戦場のピアニスト」でのドイツ将校役だったトーマス・クリッチマン。 後半に意外な展開の中で思わぬ役どころになりつつ憤死してしまいます。 他のキャストもちょっと地味目な配置ですが明らかにアクション重視なこの作品ではむしろその方が良かったですね。 

Wanted005 STORYは、普通の社会人生活では平凡以下でダメダメなマカヴォイ演じる主人公が、ある事をキッカケに1,000年以上前から続く殺し屋グループの適格者のひとりとしての覚醒と成長を描いた物語。 随所に“ありえねー!”って展開は散りばめられていますがそれをも上回るVFX技術を駆使したスペクタクル映像(ふるい表現ですね)がこの映画の真骨頂と言うか見所。

Wanted004マトリックス」シリーズやそれに続く数々のアクション映画のVFX映像に見慣れてきた私たちでもそれなりに満足出来るアクション映画にはなっています。 STORY自体はそんなに想定不能な展開も見せないしドキドキ緊迫するシークェンスも多くないけれど、映画館で観るにはグー!な作品です。

Wanted003 モーガン・フリーマンがこの作品でも結構重要な役どころと終盤の思わぬ立ち位置で退屈感は無く、もはや名優なればこそって感じです。 ただ、まぁアンジーファン以外には特にお薦めはしませんが、、、。(^_^;)

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2008年9月13日 (土)

● パコと魔法の絵本 ●

Paco_5 ▼涙腺危機一髪▼

今日も家族4人で「パコと魔法の絵本」を鑑賞しました。 正直全然乗り気で無くって、まぁ暇だから・・・程度で観たのですが、、。 監督は、「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」で評価の高い中島哲也。 予告編などでイイかもなぁ程度の認識でしたが大間違い! 泣きアリ、笑いアリの波状攻撃で何度涙腺が決壊しそうになったコトか、、、(笑)。

Paco_4 まずは、パコ役のアヤカ・ウィルソンの可愛いこと。 両親を失うほどの交通事故で九死に一生を得たものの、その後遺症で一日しか記憶が持たない不幸な役柄をキラキラな可愛い笑顔がガチでカワイイ。 それに加え、意地悪な爺さん役を役所広司さんが凄まじいメークと共に怪演、中盤からのパコとのハートフルな関係でも引き立っています。

Paco_1 他にも妻夫木聡小池栄子劇団ひとり阿部サダヲ國村隼加瀬亮上川隆也などがひと癖もふた癖もあるような役をちょっと危な気なコスプレで演じていてとてもリアリティが無いのですが、それが逆に独特なファンタジーワールドを展開しています。 ある種、日本版ティム・バートン世界な感じですネ! 箱庭的物語ながら後半多用されるCGとも遊離せず見事な統一感を持っています。 これも監督の力量を感じさせます。

Paco_2 いつもの個人的な感想を言えば、ヤンキーなナース役の土屋アンナの演技が他の並み居るベテラン俳優に劣らず、むしろ際立って輝いていたなぁと思います。 今まで知ってはいてもあまり気にもならなかったのですが、今作の演技を観て彼女の過去作品も観てみたくなってきました。 特にロッカーでの妻夫木との絡みのシーンでは堪りませんでした。(T_T)

Paco_6 STORYは、不遇で可哀相な身の上でありながら可愛らしくも健気なパコのために、それまで自分勝手な大人たちがやがてパコのため、自分のためにパコお気に入りの絵本の世界を実現するため奔走する泣き笑い劇。 各々のキャラも立っていて、互いをシュールなギャグで牽制するところなんかも最高です!

Paco_3 今夏は、先週の「デトロイト・メタル・シティ」をはじめこの作品やこれから公開される「おくりびと」など秀作揃い。 アニメを抜きにしても邦画が頑張っていますねぇ。 観れなかった「闇の子供たち」などシリアスなものからギャグものまで盛りだくさん。 豪華なキャスティングが活きているこの「パコと魔法の絵本」、是非ご鑑賞をお薦めできる一品です!

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■パコと魔法の絵本を鑑賞されたみなさん

 漫画脚本家 田畑由秋のぼやきつぶやき 田畑由秋さ~ん

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2008年9月 7日 (日)

●デトロイト・メタル・シティ●

Dmc05 ▼期待以上で爆笑!▼

これまた大人気コミックを実写映画化した邦画 DMCこと「デトロイト・メタル・シティ」を家族で観て来ました。 次女大絶賛だったのと、映画館での予告編もまんざらでもなかったのですが実際鑑賞すると予想以上の青春爆笑コメディーで大満足(笑)でした。

Dmc01 田畑に山河が広がる農村出身で、大都会東京でオシャレなPOPニュージシャンを目指すとっぽい大学生を映画「デスノート」での怪演で人気急上昇中の松山ケンイチが熱演。 甘ったるく時代錯誤なPOP好き青年が、何故か真逆なデスメタルバンド DMC のメインボーカル/ヨハネ・クラウザーII世 として不本意(?)な人気に戸惑い、悩み、やがてミュージシャンとしての真意や使命に徐々に気付いていくお話。

Dmc02 地方出身の純朴な音楽青年をある意味騙し自分の野望であるカリスマデスメタルキングに育てようとする悪魔系女社長に松雪泰子。 主人公同様に騙されたのか?ドラムスにお笑いトリオ“ロバート”の秋山竜二。 主人公の母役に宮崎美子。 ヒロイン役に加藤ローサ。 女社長が崇拝し、終盤にクラウザーと競う世界的デスメタルスター、ジャックに何故か KISS のジーン・シモンズと豪華キャスティングです。

Dmc06 時代が時代ならあり得ないだろうジーン・シモンズの共演や、松山ケンイチのちょっと同一人物とは思えないほどの一人二役(実際には二役では無いが)など結構楽しめると共に、ストーリー展開は予想通りの流れでありながらもギャグシーンとデスメタルサウンドのライブな迫力との融合が絶妙。

Dmc04 個人的にはやはりギャグシーンが思いっきり笑えました。 鑑賞する他のお客さんたちも同時に大爆笑するシーンが数回あり、映画館で何気に楽しさで同調する快感は久し振りな気がします。 ベタなシークェンスもありますが、個々の役者さんの恥ずかしげも無い演技には結構乗せられます(笑)。

今夏、圧倒的なボリュームと存在感で他作品を引き離す「ダークナイト」以外では佳作ではありながらも数度の鑑賞に堪える嬉しい邦画作品だったと思います。 倦怠感や眠気を誘わない(クラウザー閣下に怒られそう)、それなりに引き締まった青春ギャグコメディー&デスメタル映画でした。

Dmc07 Dmc03

「デトロイト・メタル・シティ」、ハリウッドでリメイク!?

■デトロイト・メタル・シティを鑑賞されたみなさん

 好き。 KEI さ~ん

 カリスマ映画論 睦月さ~ん

 彩り、ユレル 白藤さ~ん

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