▼評判どおり▼
2008年期待の「ダークナイト」。 皆さんご存知のバットマンシリーズ最新作です。 主演クリスチャン・ベイル、監督クリストファー・ノーランになっての前作「バットマン ビギンズ」を劇場で観れなかったので、今作こそは! と気合と期待で待っていましたが、海外レヴューの凄まじい評価と熱狂ぶりに思わず先行上映を観に行ってしまいました(笑)。
今作はなんと言っても1月に急死したジョーカー役/ヒース・レジャーにつきますねぇ。 彼のコトは正直言って今まで名前は知っていても作品ではあまり認識していなくって、「パトリオット」などでも強く印象に残っていなかった(ファンの方ゴメンなさい!)。 でも今回は噂どおり鬼気迫る怪演でしたねぇ。 試写会や先行上映の映画館では泣き声も少なくなかったとか・・・。
今回は、レイチェル役もマギー・ギレンホールに代わって賛否両論ありますが、個人的には演技派だし気に入ってます。 トゥーフェース役にもアーロン・エッカートが演じ、執事アルフレッド役のマイケル・ケインや技術担当のフォックス役のモーガン・フリーマンにゴードン警部補役のゲーリー・オールドマンと前作からのキャストと揃って演技派ばかりで大満足のキャスティングでした。
作品そのものは、2時間30分以上の長時間大作なんですが、脚本の秀逸さと監督の手腕なのでしょう、全く時間を感じさせないほど! 実はわたし、先行上映の2日間足を運んでいて、1日目はカミさんと、2日目の日曜は長女と観に行っちゃいました(^_^;)。 両名ともバットマンには興味も無くまさか行くとは思わなかったのですが、二人とも鑑賞後は大興奮!(笑)。 本上映の今週末も観に行きそうな有様です。 過去のバットマンシリーズを観た人も観なかった人にもお薦めだと思います!間違いなく。
STORYは、前作ラストのジョーカーのカードが示すとおりジョーカーvsバットマンがメインなのですが、それが表面的過ぎるほど奥深い作りになっていて、前作以上に“善”vs“悪”を重層にしています。 バットマン、ジョーカー、トゥーフェイス(or検事)、警察、マフィアの中で対立・裏切り・協力が交錯し、お互いが時に猜疑心に囚われたりとする中、ジョーカーだけは純粋なほどに人の心を弄び、終盤はバットマンすら自分を満足させる「オモチャだから殺さない!」と豪語するほど暴れまわります。
「ダークナイト」のタイトルは、最後にある人物により発せられる言葉から納得の表題になりますが、正直言ってこの作品はジョーカー主演と言っても差し支えない作品に仕上がってしまっています。
光には必ず闇があり、また闇は光なくしてはありえない。 そして、闇に落ちた光の“善”の偶像を人は敬い、“悪”と戦う闇の騎士の“善”を人は知らない。 前作でレイチェルが「人の本性はその行動によって分かる」みたいなことを言っていたものの、最後にその一元的な見方を意識させられます。
私たちも日常、人との係わり社会との係わりに中で、人の本当の姿を見れているのかなぁ?見ようとしているのかなぁ?と考えさせられたり、本作は観る人によって様々な解釈や見方が出来る、アクション映画としては近頃稀な作品だとも思いました。 しかし、ヒース/ジョーカー可愛かった(笑)。
■ダークナイトを鑑賞されたみなさん
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