2007年4月21日 (土)

● SEVEN ●

Seven_7 ▼7つの大罪▼

1995年製作のサスペンス・スリラー「セブン」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督にあの「エイリアン3」を担当した、デヴィット・フィンチャー。 出演は若手刑事と老刑事役にブラッド・ピットモーガン・フリーマン。 あと重要な役どころでブラッド・ピット演じる刑事の奥さん役にグウィネス・パルトローです。

Seven_1 STORYはと言うと、フリーマン演じる退任間近のベテラン老刑事とブラピ演じるやる気満々な若手刑事のコンビが、連続猟奇殺人犯に挑むお話。 キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた犯行を解き進むサスペンスタッチとその過程での現代人に突きつけられる倫理観が上手くかみ合っていて、退屈する事が無くグイグイ惹きこまれました。

Seven_0 犯人はGreed(強欲)、Gluttony(暴食)、Sloth(怠惰)、Pride(傲慢)、Lust(色欲)と大罪に併せて次々と、しかも用意周到に殺害。 しかし各々の被害者と犯人を結ぶ共通点は無く、残り2つEnvy(嫉妬)・Wrath(憤怒)で完結となったところで事態は思わぬ方向に急展開する。

Seven_2 サスペンス映画としては結構先を読める内容だったんですが、この急展開するところで思いもよらない真犯人ケヴィン・スペイシー(<<<この人が出てくるのを知っちゃうと何なので消してみました)が登場します。 ラストはやっぱりと思う反面、捕らえられた犯人に敗北する点がスッキリとしないながらも深く考えさせられました。 あまり凄い期待して観ない方がイイかも(^_^;)。 でも個人的には面白かったですねェ。

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2007年2月 3日 (土)

● ザ・センチネル ●

Sentinel_3 ▼新旧人気スター共演▼

2006年の作品、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は、映画版「S.W.A.T」を手掛けたクラーク・ジョンソン。 大統領を警護するシークレット・サービスを取り巻く陰謀と活躍を描く作品となっています。

Sentinel_4 主演は、人気TVドラマ「24 TWENTY FOUR」でゴールデングローブ賞のTV部門/主演男優賞獲得、今が絶好調のキーファー・サザーランドと、「ウォール街」でアカデミー賞主演男優賞を獲得したマイケル・ダグラスです。 私は個人的には「24 TWENTY FOUR」は観ていないので、今回キーファー・サザーランド演じるエージェントと「24・・・」のジャック捜査官とがダブってしまう事は幸いにもありませんでした。(笑) 

Sentinel_5 STORYは、マイケル・ダグラス演じるベテランのシークレット・サービスエージェントが、大統領暗殺計画の嫌疑をかけられ、逃走しながら疑惑を晴らそうとします。 その捜査を指揮する調査官役のエージェントをキーファーが演じ、公私両面の感情を飲み込みながら大統領警護と暗殺計画阻止に邁進します。 驚天動地の展開ではありませんが結構面白かった。 ただ、マイケル演じるベテランエージェントが大統領のファーストレディ(キム・ベイシンガー)と不倫関係(それが事件とも関係するが)って言うのがちょっと解せなかったですねぇ。 大統領暗殺未遂事件より、ファーストレディとシークレット・サービスとの関係の方がセンセーショナルな気がしてしまいました。

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2007年1月18日 (木)

● ライアー ●

Liar_0 ▼終盤30分の逆転劇▼

1997年公開のサスペンス映画、「ライアー」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は、ジョナス・ペイト、ジョシュ・ペイト兄弟。 この作品、ストックホルム国際映画祭で脚本賞・撮影賞を受賞していますね。 雰囲気は「ユージュアル・サスペクト」を彷彿とさせる、取調室でのポリグラフ(嘘発見器)等も使っての容疑者と捜査官二人の心理戦がメインのサスペンスミステリーです。

Liar_1 主な登場人物は3人。 娼婦惨殺事件の容疑者の取調べを行う刑事役を今や名優ショーン・ペンの実弟クリス・ペンと、「JFK」をはじめ多く作品に出演するマイケル・ルーカーが演じています。 そして、取り調べられる容疑者役を「海の上のピアニスト」での特異なキャラクターや「PLANET OF THE APES 猿の惑星」での熱演が光るティム・ロス。 残念ながら、クリス・ペンはもう2006年に亡くなっているらしいですね。 

Liar_4_1 多くのシーンを取調室での3人のやり取りが占めています。 序盤は二人の刑事がポリグラフ(嘘発見器)を用いての犯人の自供誘導への流れで進みますが、中盤から刑事二人のプライベートな部分が描かれてゆくにつれ状況が一転します。 特に1時間を過ぎたあたりから、最後の30分間くらいは取調室での状況が逆転。 思いもよらぬ結末へと突き進んでいきます。 実際はこんな状況無いだろうとは思うものの、映画ですから面白くなれば若干のやり過ぎはOKですね。

Liar_5 3人以外の数少ない登場人物の一人に、殺害される娼婦役をレニー・ゼルウィガーが演じています。 登場シーンは結構多くって、容疑者との絡みだけでなく、終盤は意外な人物とも係わってゆきます。 まだ「ブリジット・ジョーンズの日記」でブレイクする以前の作品だけに、ちょっと損な役回りかもしれませんが、最初のシーンから今のレニーらしい顔つきは変わらずって感じですねぇ。 

序盤は若干捉えどころの無い盛り上がりに欠ける作品かなぁ?と思わせるものの、終盤は立場を入れ替えかねない思わぬ展開が結構面白い。 サスペンス映画好きな方には是非観てもらいたい作品だと思います。

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2006年12月12日 (火)

● ダヴィンチ・コード ●

Davincicode_0 ▼キリストにまつわる謎▼

2006年の話題作「ダ・ヴィンチ・コード」のDVDを購入し鑑賞しました。 監督は、「アポロ13」「ビューティフル・マインド」「シンデレラマン」等数々の大作を手掛けたロン・ハワード。 主演は、2度のオスカー俳優トム・ハンクスに「アメリ」などに出演のオドレイ・トトゥ。 他のキャストは、フランス警察の警部役に「レオン」のジャン・レノ、数々の名作に出演のイアン・マッケラン等です。

Davincicode_2 STORYは、ルーヴル美術館館長が殺害されその周りには不可解な暗号が残されていた。 暗号には館長がその日会うことになっていたハンクス演じるハーバード大学教授の主人公の名前が含まれていた。 そのため疑いを掛けられた主人公はレノが演じるフランス警察の警部に現場に呼び出され危うく犯人扱いされる事に。 そんな危機をトトゥの演じる館長の娘で女性警官に救われますが、そこから主人公たちは警察と本当の犯人たちとの追跡劇が始まります。

Davincicode_3 この映画の面白かったところは、そんな追いつ追われつのチェイスシーンより、殺害現場に残された暗号とキリスト教にまつわる過去の歴史との謎解きにあると思います。 マグダラのマリア、シオン修道会、オプス・デイ、テンプル騎士団、魔女の鉄槌、聖杯等々、STORY自体がフィクションとは言えいろいろ調べたりしたくなっちゃう文言がいっぱい出てきます。 題名はダヴィンチ・コードですが、そんなにダヴィンチがメインで進むわけでもありません。 しかし謎解きを含めて語られる歴史の裏の仮説を楽しめれば非常に面白いです。 原作の方がもっと面白いと言う声は良く聞きますが、個人的にはとてもお薦めの映画です。

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2006年12月 9日 (土)

● アイランド ●

Island_0 ▼楽園アイランドへ!▼

2005年製作のSFサスペンス大作「アイランド」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督は「バッドボーイズ」シリーズ、「ザ・ロック」、「アルマゲドン」、「パールハーバー」と大作続きののマイケル・ベイ。 ユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソンの2大スターの共演に、ショーン・ビーンスティーヴ・ブシェミジャイモン・フンスーマイケル・クラーク・ダンカンと凄い豪華ですよねぇ。

Island_1 STORYは2019年近未来、大気汚染された地球で厳重な隔離・管理体制下の都市型コミュニティーでのお話。 日々の生活を高度にプログラミングされた管理下で暮らす主人公たちは、抽選により公平にもたらされるハズの、地上の最後の楽園“アイランド”への移住を唯一の楽しみに毎日同じような変化の無い生活を送っています。 安全で快適なコミュニティで暮す主人公は、自分たちが人間に肉体のパーツを提供するために作られたクローンであることを知ってしまう。 そこで“アイランド”移住が当選した恋人とともに外の外界へ脱出する。

Island_2 ここからがマイケル・ベイ監督の真骨頂で、汚染されたはずの外界で真実を求め逃亡する主人公たちを管理者側が繰り出す追跡者たちが執拗に追い回すくだりが見応えアリ。 逃げる主人公たちが利口なのか?追う追跡者たちが間抜けなのか判りませんがなかなか捕まらず、二転三転するスリリングな展開は舞台設定の疑問点など木っ端微塵に消し飛びました。 あくまで主人公視点、もしくは管理者側視点のみの物語の進行なので、逃亡劇の背景にあたる世界の事などは全く無視して突き進むSTORYは潔いほど単純ですが、、、。

Island_3 個人的には、またまた出てきましたスティーヴ・ブシェミさん、大好きです(笑)。 「アルマゲドン」でも思いっきり自分勝手な行動で大迷惑をかけていましたが、本作では主人公たちを手助けするちょっとイイ人。 どんな役でも際立つ存在感、イイですねぇ・・・(笑)。 もうちょっと長生き(映画の中でね!)して、最後にイヤミを一言くらい吐いて欲しかったですねぇ。 期待以上に面白かったです「アイランド」。(^^)v

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2006年11月23日 (木)

● ナイロビの蜂 ●

Bee_1 ▼ 美しさと哀しさ ▼

シティ・オブ・ゴッド」で高い評価を受けたフェルナンド・メイレレス監督が、冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの原作を広大なアフリカはケニアを舞台に映画化した2005年制作の作品「ナイロビの蜂」のDVDを購入して鑑賞しました。 主演は、外交官役のレイフ・ファインズ。 その若妻役をレイチェル・ワイズ。 この作品でレイチェル・ワイズは見事アカデミー賞助演女優賞をゲットしました。

Bee_3 妻と共に赴任したナイロビの地で、図らずも不慮の死を遂げてしまった妻に悲観にくれる主人公。 が、その妻の足跡を辿るうち、妻の不可解な行動と共にその死の裏に潜む謎めいた巨大な陰謀の臭いに、愛する妻への疑念以上に許されざる真実が徐々に明らかにされていく事になります。 巨大製薬会社と本国・英国政府も係わる最貧のアフリカの地を舞台に展開する謀略は、やがて真実を追い白日の下に晒そうとする主人公の身にも及ぶ事になります。

Bee_2 そんな極めて危険な行動を続ける主人公にもやがて妻が取った行動の裏にある自分に対する大きく深い愛情に徐々に気付かされていく事になります。 何も知らなかった自分、また知らされなかった事の妻の本意を知るに至り主人公は自分の果たすべき行動をやがて自覚する。 それが生死を分かつ事になると判っていても、、、。 この作品でレイフ・ファインズの力強くなく憂いのある演技とレイチェル・ワイズの多感で一途な愛情と使命感の狭間の演技がとても打たれるところがありました。 それとナイロビの雄大な情景と音楽の素晴らしさもこの映画を大いに盛り上げる要素でした。 ちょっと哀しくも鑑賞する価値ある作品だと思います。

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2006年10月 1日 (日)

● THE USUAL SUSPECTS ●

Us_1 ▼秀逸でトリッキー▼

1995年度のアカデミー賞で、オリジナル脚本賞と助演男優賞を得たクライムサスペンス映画「ユージュアル・サスペクト」のDVDを購入して鑑賞しました。 監督がブライアン・シンガー。 出演は、ガブリエル・バーンケヴィン・スペイシーチャズ・パルミンテリベネチオ・デル・トロケヴィン・ポラックなど。 ケヴィン・スペイシーがアカデミー賞助演男優賞に輝いています。

Us_3 ネタバレしちゃうとまだ未見の方には面白さを大きく損なってしまうので控えますが、サスペンス物には時々見られる手法で、取調べをする捜査官に容疑者や関係者が話す形でSTORYが展開してゆきます。 この時のケヴィン・スペイシーの演技が素晴らしいですねぇ。 またそれを聞く関税局捜査官役のチャズ・パルミンテリもいかにも頑強な捜査官って感じで二人のやりとりが非常に見応えあります。

Us_4 映画が始まってしばらくは何が何だかよく判らないんですが、各キャラクターの関係がだんだんと解りだすと俄然面白くなってきます。 誰が操られていて、誰が操ろうとしているのか? また陰に潜む本当の主犯格は誰で、その目的は何なのか? 起きた事やさまざまな関係が、捜査官と容疑者のやりとりの中で徐々に明らかになる進展がアクション物とはまた違った緊張感をもたらしています。 本編106分の作品ですが、とてもそんな短さに感じないほど内容の濃い作品です。 サスペンスやミステリー物の好きな方には是非お奨めしたい映画で、さすがアカデミー賞オリジナル脚本賞に輝くだけの事はあります。

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2006年9月 7日 (木)

● ニューオーリンズ・トライアル ●

Neworinst_0 ▼オスカー俳優共演▼

リーガル・サスペンス映画「ニューオーリンズ・トライアル」のDVDを買って観てみました。 個人的に法廷物の映画って好きなんですよねぇ。 この作品は法廷物と言っても普通ありがちな検事vs弁護士って判り易い構図では無いのです。 銃乱射事件の犠牲者の遺族+弁護士vs銃器製造メーカー+弁護士+陪審コンサルタントって構図です。 米国って○○コンサルタントって多いのかな? 以前観た「キッド」でもブルース・ウィルス演じる主人公がイメージ・コンサルタントと名乗ってましたからねぇ。

Neworinst_3 当法廷の陪審員に選出された主人公にジョン・キューザック、被告側になる銃器メーカーの陪審コンサルタントの親玉にジーン・ハックマン、銃器メーカーを訴える原告側の敏腕弁護士にダスティン・ホフマン、原告・被告双方に陪審員を売ると持ちかける謎の女性にレイチェル・ワイズ、法廷判事にブルース・マッギルと凄い豪華キャストです。 特に陪審員制の裁判を有利に導こうと被告側で指揮を執る陪審コンサルタント役のジーン・ハックマンは凄い迫力です。 ハイテク機器から言語学や筆跡鑑定・心理分析、果ては実行部隊を動員して陪審員の選定作業にまで影響を及ぼしてきます。

Neworinst_4 対する原告側に立ち、銃乱射事件犠牲者の遺族と共に銃器メーカーを攻める弁護士役のダスティン・ホフマンは、ジーン・ハックマンとは対照的に裏工作などを使わず直線的に陪審員に訴える法廷テクニックで迫ります。 ここまでであれば今までの法廷ドラマなどでもありがちですが、ここに普通では有り得ない陪審員の売込みが原告・被告双方にもたらされる事により想定外の第三勢力が絡み、相手陣営のワナなのか?一体誰がそんな事が可能なのか?と疑心暗鬼になる両陣営。

Neworinst_5 そんな陪審員売り込み工作をする謎の女性を演じるレイチェル・ワイズ。 陪審員を掌握していると匂わせながら両陣営に法外な金額を要求して揺さぶる知能犯。 俄かには信じ難いものの、それらしき法廷の進み具合に益々混乱する両陣営。 ここで、ふと考えてみれば今年オスカー女優の仲間入りを果たしたレイチェル・ワイズに加えてダスティン・ホフマンジーン・ハックマンと3人もオスカー俳優が並ぶこの作品。 迫真のSTORYになるはずですよねぇ。(^_^;)

Neworinst_2 ここまでも、なかなかスリリングで予測不能な展開とテンポの良いSTORYとで非常に面白かったんですが、終盤はさら全く予想外の事態が被告側にもたらされると同時に、粛々と進む法廷も思いもよらぬ結審を迎える事になります。 この作品は、3人のオスカー俳優共演だけあってやはり面白かったし見応えありました。 またオスカー俳優3人は勿論でしたが、ジョン・キューザックも上手ですねぇ。 まだ未見の方にはお奨め作品です。 ※ところでこの左下の俳優さん、確か映画「JFK」にも出てましたよね、検察官側の役で、、、。

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2006年8月20日 (日)

● クライム・クリスマス ●

Xmas_1 ▼人種の坩堝、NY▼

アベル・フェラーラ監督のNYアンダーグランドのクライムサスペンス映画「クライム・クリスマス」のDVDを購入して鑑賞しました。 2001年の米仏合作、ちょっと古い作品ですねぇ。 2002年、NYの国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀主演女優賞を獲得しています。 主演は、先日の「アサルト13」でお色気担当になったドレア・ド・マッティオ。 他にリロ・ブランカートIce-T等が出演です。

Xmas_0 NYで暮らすそこそこ裕福なヒスパニック系夫婦に巻き起きる誘拐事件。 普通なら犯罪事件に巻き込まれれば警察へ駆け込み市警やFBI の出番になるところですが、この夫婦にはそれが出来ない事情がありました。 誘拐された旦那の解放のために要求された身代金を、ドレア・ド・マッティオ演じる主人公が調達の為に駆け回り、犯人グループと交渉すると言うSTORYです。

結局たいして集める事が出来なかった身代金ですが、犯人グループはそれ以外のことも要求。 主人公に旦那に今後今の仕事から手を引けと要求。 最初は渋るものの要求を受け入れると誘拐された旦那は無事解放されます。 誰が?何のため?何の目的で? 疑問だらけの誘拐事件でしたが、ある報道で主人公夫婦は事実を推測する事になります。 が、今回の事をキッカケに新しい人生をスタートさせたいと願う夫婦にも現実は無常にも、、、。 ちょっと暗く微妙な内容の作品ですねぇ。 良くない、駄作とは思えませんが感動作でもお奨めしますでも無いかも、、、(^_^;)。 ドレア・ド・マッティオ好きな方には見所満載ですけど。

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2006年8月17日 (木)

● ミュンヘン ●

Munich_4 ▼報復の意味は・・・▼

話題の映画「ミュンヘン」のDVDを購入、鑑賞しました。 監督は言わずと知れたスピルバーグ。 ミュンヘンオリンピックでのパレスチナゲリラによるイスラエル選手団拉致虐殺事件に対するイスラエル機密情報機関“モサド”の暗殺チームの物語です。 まぁ例によって今のスピルバーグ映画はヒーローイズムではなくリアル志向なので、暗殺チームの心理面を描写する事による“報復”と言うものの持つ意味を問うている作品だと思います。

Munich_3 主演は、エリック・バナ。 私は「ブラックホークダウン」でのイメージが強いんですよねぇ。 それ以外あまり際立った作品を思い浮かばないんです(^_^;)。 「ハルク」や「トロイ」ではちょっと地味だったし。 ですが、それ以外の共演者がなかなかです。 次作「007/カジノロワイアル」主演が決まってるダニエル・クレイグ、「トータルフィアーズ」でのロシア大統領役のキアラン・ハインズ等豪華メンバーです。 

Munich_2 エリック・バナ含めて5人の暗殺チーム、序盤まぁまぁのペースで失敗しそうになりながらもターゲットを1人、また1人と暗殺していくんですが、中盤からチームにも乱れが生じてきたり、メンバーが逆に殺されてみたりと心理的に激しいストレスがかかります。 メンバーが次々殺され半分にもなると逆にいつ自分が殺されるかと疑心暗鬼になり睡眠もままならなくなります。 こうなると英雄でもなんでもありませんよねぇ。

Munich_1 終盤はもうエリック・バナの見るのも忍びないほど参っている様子がヒシヒシと伝わり、死による報復がいかに虚しいかものかが伝わってきます。 が、考えようによっては私たちの貪る平和もこう言った多くの犠牲の上に成り立っているかもしれないと思うと悲しさを通り越し、平和の意味も問われるかもしれませんね。 考えさせられるものの多い作品です。

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